こんにちは!天パ少年ばりゅーです!
今日は屋久島への旅話について
前回から始まった屋久島編。1日目は移動日で屋久島のご飯と島時間を堪能しました。今日からが屋久島旅のメインイベント。屋久島が誇る縄文杉を楽しむトレッキングツアーへ出発します。これから縄文杉へ登ろうと考えているあなたにも参考になれば嬉しいですね。雨量が多い屋久島ならではの絶景も楽しんで来ましたのでゆっくりとご覧ください。
まだ、前回の記事を読んでいない人はこちら!
では!始めます。
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5月某日。AM3:30
旅人の宿 まんまる
衝撃の5時間睡眠。
いつもより早い時間に起きないと!と使命感からか、スッキリと起きれた人なんていたのか・・・
眠い目を擦りながら準備を始め、集合時間の4時10分までに着替えと朝ご飯を済ませる。
縄文杉へのトレッキングツアーは朝が早い。登山道の入口になる荒川登山口へはバスで行く必要があり、屋久杉自然館の駐車場からバスに乗る。

バスの始発は5時。そして、荒川登山口まではカーブの多い山道を進んでいく。道を熟知したベテラン運転手が高速で移動するため、車酔いしそうなほど激しく揺れる。登山口へ向かう前にちょっとしたアトラクションに乗らされているみたい笑
クネクネ山道を走ること約40分。なんとか荒川登山口に到着。登山口周辺はトイレや休憩所も設置してあり、電波もまだ比較的安定している。ここから、縄文杉までは約5時間ほど。着いてから雨が本格的に降り出してきたが、ここからは覚悟を決めて進んでいくのみ。

朝6時過ぎ。
ついに、縄文杉までの長い道のりが始まった!

縄文杉まで11kmのうち、最初の8.5kmはトロッコ道を進む。これは昔から材木を切り出して運ぶために使われており、江戸時代には年貢の代わりとして杉を収めていたんだとか。現在も月1ペースで終点近くにあるトイレの糞尿運搬や緊急時にトロッコ列車が走っているそう。長く続く1本道を逸れることなく、1列になって歩く。まるで、小学校の遠足や朝散歩みたいな気分だ。



道中を進んでいると、たくさんのコケを見かけます。日本にある1,800種あまりのうち、なんと700種ものコケが屋久島に生息しているとのこと。屋久島が育む深い森と豊富な水のおかげでコケたちは生き生きと成長しています。正直、雨がコケを流れる光景は見ていて癒されるほど。登山には晴れている方が嬉しいですが、屋久島の自然を楽しむには雨が必要なのかもしれません。



8.5kmのトロッコ道を歩き切り、縄文杉まで最後のトイレスポットを通過すると縄文杉まで続く山道へと入ります。途中では「通称:地獄」と呼ばれる急斜面の道が続き、しっかりと登山らしくなってきました…!

荒川登山口から約8.7km。
ウィルソン株へ到着しました!ウィルソン株は中が空洞で入ることができ、特定の場所から見上げると「ハート型」に見られることで話題となった場所。もしかしたら、この写真を見たことがある人もいるのでは?写真でも現地でもハート型には見えるので立ち寄った際に確認してみるのも良いかもですね。

その後は縄文杉に向けて登り坂を進んでいきます。雨は強くなったり、パラパラと小降りになったり。
ガイド曰く「この雨量は屋久島だとまだまだですよ笑」だそうで・・・1ヶ月で35日雨が降ると呼ばれる屋久島の底力をちょっとだけ感じた瞬間でした。

向かう道中では、ヤクシマサルに遭遇。野生に生息するサルなのに、距離1mぐらいまで接近しました。
エサを探してのんびり過ごすサルを見て、今の自分の状態を客観視してしまいました。
動物と同じぐらい、毎日がゆったり進んだら良いのにな〜

歩き始めて約5時間。世界自然遺産地域へ足を踏み入れました!
縄文杉はもうすぐ。いったい、どんな姿を見ることが出来るのか・・・
油断すると、眠ってしまいそうだ…!笑
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今日はここまで。
いつものことなんですが、なかなか目的地まで着きません!笑
次回では縄文杉を皆さんにお見せします!
お楽しみに!
ではまた。
<NEXT>