東京から伊豆諸島まで「ゆっくり移動」を楽しみ尽くす!東海汽船乗船記

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こんにちは!天パ少年ばりゅーです!

あなたは伊豆諸島へ行ったことはありますか。住所は東京都でありながら、青い海と各所に点在する温泉や登山も楽しめるのも魅力の1つ。自然が楽しめる観光地は北海道や沖縄のイメージが強いですが、東京から気軽に楽しめるのが最大の利点でもあります。

伊豆諸島へは島によって、飛行機も就航しています。しかし、私が皆さんに紹介したいのは大型客船で「ゆっくり移動」を楽しみながら島へ向かうこと!効率性を重視する現代では移動も娯楽も手軽に味わえないと不便に感じますが、少しの「不便」が心の余白を生み出すと私は考えています。

今回はあなたに新たな旅の提案を「東海汽船」と共に紹介させてください。

東京と伊豆諸島を結ぶ!東海汽船ってなに?

「東海汽船(とうかいきせん)」は伊豆諸島の島々を繋ぐ重要な存在。島に必要な人と物を運ぶ大事な役割を担っています。東海汽船の船が就航する乗り場は浜松町近くの竹芝桟橋(たけしばさんばし)。J R「浜松町」駅から徒歩15分で伊豆諸島への玄関口に到着します。

僕も仕事終わりに荷物を揃えて竹芝桟橋から伊豆諸島へ何度も旅に出たことがあります。街を歩く人の数や所狭しと目に入る広告、北海道や沖縄へ行かずともきれいな海と自然を土日を使えば楽しめるのが伊豆諸島の良いところなんですよね。

楽しみ方いっぱい!東海汽船の客船紹介

東海汽船の船舶には大きく分けて「ジェット船」と「大型客船」の2種類があります。
「ジェット船」はジェットエンジンを搭載した「海を走る船」と呼ばれます。ジェットエンジンによる浮力で船体を浮かし、揺れもなく快適に目的地まで向かうことが出来ます。竹芝から伊豆大島まで最速1時間45分で向かうことが可能。土曜日朝に竹芝を出発し、日曜午後に島を出発すれば1泊2日でも島旅を楽しめます。時間を有効に使いたい人にオススメですね。

「大型客船」は島までのんびりと移動できる大きな船。船内は移動することも可能で東京湾の夜景や伊豆諸島のきれいな海、通りすがりの野生動物たちと遭遇することだってあります。僕は時間をかけて旅をするのが好きでよく大型客船に乗ります。次で大型客船について細かく紹介します。

さるびあ丸

さるびあ丸は主に東京〜大島、利島、新島、式根島、神津島を結ぶ大型客船。
現在の船は2020年6月から就航した3代目。それまでの2代目とは違い、白と青を基調とした洗練されたデザインが特徴的です。かつて、同航路に就航していた2代目「さるびあ丸」に僕も乗船したことがありますが、3代目はトイレやシャワールームも綺麗で揺れも少ない印象。船が苦手な方にも乗船して欲しいですね。

船室は大人数で使える2等和室からホテルの一室のような特等室まで豊富にあります。
値段を抑えてリーズナブルな旅をするのも良し。友達や家族との旅に個室を利用するのも良いです!
僕のおすすめは特2等室。2段ベットタイプでカーテンを閉めればプライベートな空間を確保できます。

さるびあ丸が出航するのは23時(繁忙期以外は22時)。飲み会終わりでも金曜日夜から伊豆諸島の旅へ出発できるのだ。船内ではグループを囲んで酒盛りを楽しむ人たちもいるし、東京湾の夜景を見ながら会話を楽しんだり、一人の時間に黄昏れるのも良いですよ。

橘丸

橘丸(たちばなまる)は主に東京〜三宅島、御蔵島、八丈島を結ぶ大型客船。
遠くからも目立つ黄色と緑の配色は他の大型客船にはない唯一無二の魅力。橘丸にも外デッキが用意されており、東京湾をゆったり楽しむことが出来ます。

橘丸が就航する八丈島までに航路では野生のイルカに遭遇することがあります。多くのミナミハンドウイルカが住み着く御蔵島(みくらじま)周辺では船の周りにイルカがやってくることもあるので、船に乗りながらイルカを探してみるのも良いかもしれません。

客室はさるびあ丸と同様に2等室から特等室まで豊富にあります。ちなみに、等級が上がると上の階に設けられていることが多いです。船酔いが不安の方は敢えて2等室を選ぶのも手です。

大型客船で向かうのんびりとした船旅を。

無数の明かりが綺麗な東京のビル群を通り過ぎ、小さな島へ息抜きの旅行へ向かいませんか?
伊豆諸島への船は島民の生活を支えるライフラインであるため、3連休や夏休みなどでも値段が大きく変わることはありません。どこへ行っても飛行機やホテルが高い昨今、手軽な距離で楽しめる伊豆諸島が落ち着ける場所になることでしょう。

伊豆諸島へのアクセスや詳しい情報は東海汽船HPからご確認ください。
https://www.tokaikisen.co.jp/
ぜひ、素晴らしい週末を!

ではまた。

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